すいか屋日記/迷い.com

アクセスカウンタ

zoom RSS 感想「シン・ゴジラ」

<<   作成日時 : 2016/07/30 22:12   >>

トラックバック 0 / コメント 0

二年ぶりくらい?ネタバレ感想を書きたくなったよ。
§
実際問題として、驚くほどゴジラみてないおっさんなので、そのつもりで。
ビデオ、テレビ放映含めて、ゴジラがらみというと
ゴジラ
空の大怪獣ラドン
モスラ対ゴジラ(のび太の恐竜併映版)
三大怪獣地球最大の決戦
ゴジラ対メカゴジラ
メカゴジラの逆襲
ゴジラ(1984)
ゴジラVSキングギドラ
ゴジラVSモスラ
ゴジラVSメカゴジラ
ゴジラVSスペースゴジラ
ゴジラVSデストロイア
ゴジラ2000ミレニアム
ゴジラxモスラxメカゴジラ 東京SOS
Godzilla(ローランド・エメリッヒ版)
Godzilla(ギャレス・エドワーズ版)
しかみてないはず
§
でまあ、だれにきいてもこれはあかんやろうなあ、というところからいうと、冒頭のガヤが下手で、わざとらしいのはだいぶマイナスで、ええ、失敗したかなあみたいな不安にさいなまれた。
あとまあ、お約束なんだけど、明朝のテロップはやりすぎな印象はあるよね。
ただ、テロップは適切につかえてて、あれで要らない尺が大幅に削れてるのもホントだとも思うので。
§
お遊びが過ぎるといえば、なんといっても平泉成で、あれ、このメンツで平泉成でてないとかありえなくない?と思ったであろう一部のファンだけに向けた登場シーンは圧巻だった。「あ!この後頭部!」「この声は!」「やっぱり平泉成!やった!!」...という一部ファンの気持ちを前提にしたカット割りとか、何考えてんだこのカントクは?という世界。まあ、やられた!ってきもちよくおもったんだけどね。オチまで平泉成がもってっちゃったし。
§
まあ、平泉成にかぎらずそっち系の役者さんを惜しみなくぶちこんでて、そういうキャストも悪乗りと言えば悪乗り。でも榎本明の官房長官は外せないし(以下略)。
で、あ、ピエール瀧でてないや、これで出てれば完ぺきだったのになあ、とか思ってたら、直後に迷彩服着て出てきたので大変うれしかった。。
§
あと、これは宣伝詐欺だとおもうんだけど、どう見てもヒロインが石原さとみじゃなくて市川実日子なのが、市川実日子好きとしては大変盛り上がった。
いいなあ、あの市川実日子はいいなあ。
§
で、これは怒られるかもしれないけれど、この映画、脚本だけ読んだら興味深くはあっても)おそらく面白くない。台詞回しにしても、テーマ性にしてもなんというか青臭い。生っぽい。
でも、それだけに、映画における脚本は、あくまで設計図、見取り図だということがよくわかる映画のようにも思う。
出来上がったフィルムはおそらく脚本のとおりなんだけど、まったく印象は変わってくる。
ぶっちゃけ、ゴジラを倒す最後の切り札の作戦とか、話だけ切り離すともちろんてんでめちゃくちゃなんだけど、ああやって順を踏んで映像におこされると、それでなっとくするしかなくなってしまう。
全体に脚本だけ追っていくと、いかにもおたくむけアニメっぽい、中二病気味の「はいはいあれね」みたいな設定をつないでいるだけにも思えてくるのではないか(その辺は映像だけ追っかけてもにたようなもので、カット単位では、はいはいあれあれ的な映像の積み重ねになっている印象である)。
ではあるのだけれど、映画として編集されると、ただただ面白くなっている。そんな映画かなあと。
§
今回のゴジラの設定なんか、VSデストロイア版のゴジラとデストロイアをまぜたような話でしかないといわれればそれまでなんだけど、実際に折り紙されたりすると、うううん!ってうなっちゃうしかないじゃない。なんかそういうディティール描写のこだわりが、残念レベルの基本設定をひっくり返してしまう気持ちよさが魅力の映画だったのかな?
§
ゴジラといえば冒頭の第1形態の残念さもたいそうイカしていて、あれがゴジラ?え?予告のあれは?と思いながらも、わあ、かわいい、これはこれで怖いみたいな気持ちになって好きです。
後半の歴代最高クラスの破壊をほしいままにする姿ももちろんほれぼれするけど。
§
というかねえ、すごく当たり前にゴジラがいてさ、真っ昼間にロングショットでぼーっと突っ立ってたり、尻尾が頭上をビューって横切ったりって、ものすごく当たり前のカットのはずなんだけど、実際には初めて見る映像っていう、そういう映画でもあったか。
ギャレス版でもあんな当たり前の映像が実は撮れてない。
§
撮れてないというか、撮ってないんだろうね。ギャレス版なら家族の話、今までの東宝版なら超兵器(スーパーXとか)の描写に使っていた尺を単にゴジラがそこにいることの描写に回している印象。
それはこれまでできなかったから、超兵器をだしていたのかもしれないけれど。
ゴジラの強さを描くのに、単に莫大な被害で表現する、それだけのことができるようになるのに、どれだけのブレークスルーが必要だったのか。
§
今回、庵野秀明というひとはほんとに糞真面目なカントクなんだなあと、そうおもった次第。
§
蛇足かもしれないけれど、今回、ヒロシマ=核兵器の話、自衛隊の投入をいろんなヒトが渋っちゃう話なんかは、僕の感覚では、現時点の世論からみるとサヨク的にみられても仕方ないかな?批判を受けないかな?とちょっと心配だったんだけど、これは必ずしも庵野秀明の思想の反映というのではなくて、現行法制を前提に役所に綿密に取材していくと、こういう話にしかできなかったのだろうし、それよりなにより、第1作のリブートという立ち位置からは、第1作のテーマから逸脱することはヒトの企画にのっかった映像作家としては許されないことだったんだろうと想像してる。そういう意味でも糞真面目なヒトだなあと。
§
ラストの無人機の大編隊から、通勤電車と建機が大活躍する展開は、ある意味流行を追いかけたものでもあろうし、第1作の「オキシジェンデストロイヤー」の当時としてのリアリティを現代的に表現したものかもしれないなどともかんがえたんだけど、なにより、絵面が痛快だよね。ゴジラの逆襲で列車をくわえたゴジラのスチールへのアンサーっぽくもあり。
§
とまれ、この映画で残念だったのは、なんといっても生ョ範義が他界してしまっていたことなんだけれど。どんなシン・ゴジラを描いたんだろうなあ…
§
もういちど、今度はIMAXでみたいと思う次第。4DXなかなかよかったけどね。なんか集中力が増す感じの演出だったと思う。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
感想「シン・ゴジラ」 すいか屋日記/迷い.com/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる